世界には付け加えるべき何物も無い。
表現すべき何物もない。
したがって取り除くことしかできない。
したがって取り除くことしかできない。
だから表現すべき対象は、すべてである。私を含むすべて。
私は世界全体の一部であり、
私とは私に関わるすべてのものである。
だから、私はすべてである。
地球から遥かに離れた、或る恒星の、名も無き惑星上にある、
ほんの小さな石片でさえ、私である。
私はすべてである。
良いも悪いも、
美しいも醜いも、
優れているも劣っているも、
真面目も不真面目も、
厳格も無秩序も、
禁欲も享楽も、
優しいも残酷も、
関心も無関心も、
感動も無感動も、
意識も無意識も、
男も女も、
老人も子供も、
ライオンもウィルスも、
爪の垢も銀河系も、
極大から極微まで
すべて私である。
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