2012年2月23日木曜日

埋立処分場は膀胱です

東京湾にある、埋立処分場です。
正しくは、中央防波堤埋立処分場と言います。

東京湾にあるこの人口の島

拡大
東京23区のゴミの最終処分場です。


現在は、ゴミは各区の清掃工場で分別され、高温で焼かれ
灰だけが最終処分場に運ばれます。


一昔前はポリ袋に入ったゴミのまま埋められていて、おびただしいカラスが飛び回っていましたが
今はそんなことはありません。
整然としたものです。


行ったわけではないですが、サイトやブログで見学の記録をつけてくれていて、様子は良くわかります。


このサイトなどは良く書いてある。
http://www.terayasu.sakura.ne.jp/HPdata-ta6/home1.htm




さて、私たちの家庭から出たゴミは近所のゴミ捨て場から、区の清掃工場へ集められ、ダイオキシンの発生しないような管理された焼却炉で高温で焼かれて、その灰のみが、この最終処分場に運ばれてきます。




言ってみれば、清掃工場はリンパ節か腎臓のような役割をしています。
そして、埋立処分場は膀胱です。


私たちの膀胱は、外に向かって尿を排出しますが、埋立処分場はそとに排出できません。
ずーっと溜まりっぱなしです。


排泄物をいつまでも体内に溜めておく生き物。。。。それが今現在の都市なのです。





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