2011年7月10日日曜日

身体感覚で探るライフライン---荒川の施設に行ってみました。

僕らの社会は、どのように自然と接しているのだろうか。
まず、上水道と下水道というインフラを実地に調査してみました。


水道は、蛇口をひねると当たり前のように水がでてくる。
どこからどのように取った水かは、わからない。


昔の人は井戸から汲み上げたり、川から汲んできたりして、肉体的にそのことが
わかっていたのだが、
今は、どこの川からどういうふうに運ばれてくるのか、大抵の人は知らない。


わからないというのは良くない。


そのようなことが、なんともわからぬ居心地の悪さを感じさせている理由の一つではないだろうか。
・・・と考えて、
とにかく自宅から、このあたりの水の供給地と処理地である、
荒川の浄水場と水再生センター(下水処理場)に行ってきた。


場所までのルートを体験するために自転車で行ってきました。




曇りでしたが暑い日です。
この道路の下に水道管が埋まっている・・・


川を渡るこれは、、・・・・下水?


上水道のマンホール


かなり急な坂です。こういうところはポンプで運びあげるのか?




走ること10キロ、大きな川に到着。
これが練馬区・板橋区の水源
荒川です。




水はかなり濁っています。青臭いような臭い。




コップに汲んで
飲みはしなかったが口に含んでみました。
意外とまずくは無かった。

突然みえてきた、三園浄水場。
広大な施設です。

浄水場正面玄関。
なんか厳めしい。


高い鉄柵で囲われています。
水道に毒を入れるようなテロを警戒してのことでしょう。
鉄柵の上の電線は侵入者を防ぐセンサーでしょうか。




一方、こちらは、新河岸水再生センター


浄水場に比べてフェンスが低い。
テロの心配が少ないからでしょう。


こちらが沈殿層


こちらが処理施設。
浄水場に比べると遥かに難しい技術を使っている
と思われます。
あたりになんともいえない臭気がします。
何十万人の区民の糞尿、洗濯水などを
処理しているわけですから、臭いのもあたりまえです。


ここが荒川への再生水の放出口。
やっぱりなんともいえない
臭いが漂っています。
完全にキレイな水には
再生できないのですね。


今回は自宅から自転車で行き、外側を眺めて帰ってきました。
ぜひ見学もしてみたいものだと思います。

私たちの、体の半分以上を占めている水は、このようにして工場のように川から取り込まれ、
体から出て行った水は、工場を通って処理されて川に戻されます。
水の処理工場は、私たちの体の一部であるともいえます。

このようなテクノロジーを通じて、私たちは川と接しています。
この事実はどうしようもありません。

どうも、上下水道を含めた、都市社会全体が
一個の生命なのだと考えたほうが良さそうだ。



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